にっきい

特別上映版「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!のにっきいのレビュー・感想・評価

3.1
善玉菌と悪玉菌の説明何回するねん?

何回か予告見て見たいと思ってた作品。
原作、アニメは見てません。

身体の中は大忙し、って話し。
思ってたよりはかなり面白かったです。
もっと細胞たちの日々を描いた日常系か、可愛さのゴリ押しのキャラ萌えかと思ってたら、案外しっかりストーリーも有ったし。
人の体内を街に見立て、細胞を擬人化してそれぞれが役割(仕事)をする話し。
例えば赤血球は酸素を運ぶ運送業、白血球は異物を排除する殺し屋、って感じ。
でもそう言う明確な役目を持った細胞ばかりではなく、人体を構成するのは普通の細胞たち。
その細胞が乳酸菌の赤ちゃんと出会い、仲間の元に返してやろうと体内を旅する中で色々な細胞の働きを見せてくれます。
勿論それだけじゃなくて、クライマックスはがん細胞と抗体系(白血球、NK細胞、メモリーT細胞)のバトル。
これ、がん細胞の言い分がなかなかマトモ。
でも癌に負けたら結果は全細胞の死滅。
生物の究極の目的は生きる事なのに、がん細胞は増えれば増えるだけ死期が早まるって…、なんと言う矛盾。
抗体系細胞が菌やウィルスに感染した細胞を殺すシーンは割とグロ。
お気に入りはマクロファージ。
純白のゴスロリドレスを返り血で染めてにっこり微笑む姿が素敵w
後タイトスカートで闘う制御性T細胞も色っぽかった。
ただ、テンポ悪いとは思わなかったけど、何となくもたつき気味な部分があったのは残念。

おなじみの浜村淳さんネタ。
この前の放送で『合衆国最後の日』の話題になったんですが、浜村さん曰く
「核施設が占拠され…」って、核施設と言うか核ミサイルの基地ですけど?w
しかも「これ10年くらい前の映画なんでDVDとか出てるんでしょうか?」って!?
えっと、この映画1977年のはず。
43年前の映画なんですけど?
今日も浜村さんはフリーダム!www




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2020年9月5日
鑑賞回:18:20〜20:20
劇場名:T・ジョイ京都
座席情報:シアター9 L-17
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:112分
備考:公開初週週末観客動員数10位
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