韓国版を見ようとしたがアマプラで見れなかったので、Netflixのトルコ版を見ることに。
トルコ映画は初めてかもしれない。
舞台は冒頭のニュースのコメントによると1984年(だと思う)のトルコなのだが、、、
映画の作り方に稚拙な箇所がここかしこにあり、シナリオも安易な展開が目立ち、無理矢理な演技も散見され、もう少し練られればなー、と思いながら見ていたが、物語の背骨というか登場人物たちの置かれた状況の設定が素晴らし過ぎるので、中盤以降に繰り広げられる人物たちの遣り切れない悲しみやら怒りやら切なさやら虚しさやら優しさやらが入り乱れていく感じが、映画の作りの甘さなんかを吹っ飛ばしてしまうので、何度も感涙させられてしまった。
こんなにもアラが目立つのに、ここまで涙腺を持って行かれてしまうとなると、韓国版との比較が楽しみになってきた。韓国版はいつ見られるのかが不明だが。