りょーこ

怒涛一万浬のりょーこのレビュー・感想・評価

怒涛一万浬(1966年製作の映画)
3.8
どくとるマンボウ!

大西洋上で長期ロケを敢行した三船プロ初自主製作作品☆

本物の漁師さんじゃないの?ってくらい過酷な労働と海に揉まれていて、観ているこちらが船酔いしそうな迫力でした!!

慎重理論派の三船敏郎 vs 経験第一の三橋達也。
挟まれる佐藤允(笑)

魚か人か?

海の漢たちの熱演に燃えますっ(*ノ´∀`*)ノ



マグロ船第八東丸。

船長兼漁撈長の矢野(三橋達也)は、漁獲量が減ったこともあり、漁撈長の任を解かれた。

新たに漁撈長としてやって来た村上(三船敏郎)は、矢野とは全然違う指導をし、船員からも反発を受けるが、漁獲量は上がり、段々と認められていく。

しかしスペイン船とのいざこざ、青木(佐藤允)の負傷事故、縄の紛失などが続き……



漢は黙って素手喧嘩( ・ω・)ノ

やはり暴力、暴力は全てを解決する!
ですねww

マジな大海原での大荒れシーンや、でっかいマグロやマンボウやサメの登場にはドキドキハラハラ♪

田舎訛りが抜けてなかったり、やる気が無かったり、キャラもそれぞれ個性的で好ましい!

飄々とした三船と、きりっとした三橋のやり取りも面白いし、全体を取り持つ明るさと優しさのある佐藤允はやっぱり兄貴だった~

もっと海の上の佐藤允を観たかったのだけど、弱い面を覗かせてくれたのは貴重でキュン☆

マグロ漁船モノは迫力あって楽しいなぁ~

本物は酔うし日焼けするから絶対乗れないので、映画をどんどん観ていきたい(笑)
りょーこ

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