「G.クローズで抜く男よ。これ以上ないほど安心。」
そんなこと言われちゃうドジでマヌケな警官コフィー(コーヒー)と、彼と母親を別れさせたい息子カリーム(クリーム)の凸凹コンビが麻薬組織に立ち向か…う?
うーん、これはツボじゃない。
エド・ヘルムズ演じるコフィーがドジるばかりで全然活躍しない(注:ほんとにしない)のもあるけど…
何よりカリームに全然可愛げがない!!!
このジャケ顔まんまの太々しさ!!
生意気で、わがままで、大人をなめてて、言葉遣い悪くて、事態を拗らせて…子供だから許せるって範疇を超えてるよ!
そもそも人を暗殺しようとしてるからね?笑
でも、単に駄作と切り捨てるのは尚早で、本作はとにかくタラジ母ちゃんの腕っ節の強さに救われてる。ママは強し。
力量ある役者さんだからこその全力演技が最高で、“キングコングのアレ並みの大きさ” を表現する際のジェスチャーには、どんだけだよ!とツッコんでしまった笑
むしろこっちを主役とした母子のバディものの方が良かったんじゃない?笑
タラジさん、『プラウド・メアリー』→ 本作ときて、70'sのブラックスプロイテーション映画の主役を現代に甦らせるような活躍ぶり。いいぞ、もっとやれ!