あける

ウィロビー家の子どもたちのあけるのネタバレレビュー・内容・結末

ウィロビー家の子どもたち(2020年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

サムネの猫が可愛くて再生。

最近は子供向けめいた軽めの雰囲気があるものの方に目が向く(なるべくカロリー消費したくない気分)。


冒頭から家可愛いし全体のデザインとかも全部可愛くてすぐ好きになってしまった。
そうこうしてると猫の忠告通り×ズ親が登場して酷い扱いのオンパレードにどっひゃー。



自分が生理的にやめて!ってなったのは、
・食べ物にずっと食らいつく赤ちゃん描写
(なんか昔から食欲の化身になる赤子怖くて苦手wなんでかねーw)
・椅子の下のガム噛んだ!ネタ(汚いからやめて!ってフツーになったw)
あたりで、
他は全編通して楽しく時には感動して観た。


親が子供嫌いなのに避妊もしないので次から次へと子供が産まれて〜からの虐待がマイルドにキツイ!こいつらク×だな!と終始突き抜けている。

最終的に子供も自分たちの利害のためにも戻ってきて欲しいと頼むあたりがげっそり皮肉過ぎたのにそれすら無碍にするク×人間(あんなもの親ではない!)


序盤〜中盤で出会った孤児の赤ちゃんにナニー、お菓子の大佐と最終的に養子縁組して本当に良かった。

血の繋がりだけが家族じゃないよ、出会って支えて助け合って家族になることもあるってのが沁みる。
(恋愛関係とかもないままなのがまた良い。
これはただの我が家の余談だけども自分は連れ氏に恋愛感情持ってて向こうからは「恋愛感情をそもそも抱かない」って言われた流れあるけど入籍している。世間は感情で決めすぎ覚悟が足りないってその昔言っていて興味深かった。私の気持ちに応えてくれたのだと思うけどスッパリ応えなくなることもあるかもしれないよなと思っているので失礼なことは出来ねぇ!と過ごしている。)


逆に!親のことなんてまぁ理解できないもんだよなぁ…!(なので親子関係良好な家庭で育った人を目の当たりにすると人はこんなに素直に育つのか!と感動する)
この人間と長く過ごしてきたんだなぁと自分の中に感じることはあったとしても家族だからこう在るべきとか距離感掴むのは難解な関係だと思う。
びっくりするくらい親に優しくできなくて自分にびっくりしたばかりよ私なんて。
血縁そんなもんよなーって思っちゃうわ。

親の姉妹がまさに
人間に期待し過ぎててほんと可笑しいよなーと不思議な関係性を見ている感じ
(自分は一人っ子なのでそういう摩擦がわからん)
血縁あるからってちゃんとしなきゃとかほんと捨てて良いよなって思う時ある。
(私は無関心すぎるところがあるが)


うーむ、脱線脱線。

にしてもこの子達のように意思の疎通すら図れない人間のもとに生まれるのはハードモード過ぎる…


あと私的にヴィロビー家は男女問わず立派な髭がはえるという血筋なのも良かった。
(髭ドラァグメイクを嗜んでいるので親近感〜。私は生えないし生やしたいとも思ってないけど。ゲームのキャラクリで女性的な体型だろうと髭を選ぶようになったこともありとても良い遺伝子と思った)
あける

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