どんな目線で観るのかによって全然違う印象や後味だろうなと思う。
音楽界におけるインディアンの存在感というより、自分にとっては音楽そのものの「ルーツ」とその繋がりだと感じた。
タイトル曲でもある「ランブル」を奏でたリンク・レイがギターを教わったのは、アフリカ系の黒人からということは…感性や基本スキルはアフリカンの要素が混ざったことになる。
リンク・レイ以降の話だけで見てしまうと、あんなスター、こんなスターもネイティブ・アメリカンなのか!インディアン凄い!みたいな賛歌になってしまうけど、もっと注目するべきはやはり「ルーツ」の部分だった。全ては繋がっていて、とても尊いリレーが繰り返されたのだという事実。
さて、現代の自分達は?伝承しながらも進化できているのか?便利にはなったけど、退化してないか?など、色んな言葉が頭をよぎりながらも興奮を隠しきれない映画だった。