オリオン

グラドル学園 心霊写真部のオリオンのレビュー・感想・評価

グラドル学園 心霊写真部(2017年製作の映画)
2.3
源頼朝が身を隠したとされる岩窟。
『しとどの窟(いわや)』と呼ばれるその場所に真夜中、3人のグラドルが指令を受けながら調査をしていくという内容。

そこにはお地蔵様がたくさんあるらしく、その中でも“首なし地蔵“を3体見てしまうと死ぬという言い伝えがあるのだとか。

これって映画なの?
深夜のローカル番組かYou Tubeみたい。
いちいち画面にテロップが出てきて說明するしさ。

まぁそれはともかくとして、3人のグラドルが遂行しなきゃいけない【指令】というのがエグい‼️
これで評価爆アゲ⤴️

指令①:遭難した夫を待つ老婆の霊と写真を撮れ
階段を登ったところにある無数のベンチ。
一番奥のベンチには、この山で遭難した夫を待つ老婆の霊がいるという。
そのベンチで真ん中をあけて座り、二人づつ写真を撮れ、というもの。

指令②:事故多発トンネルの悪霊を成仏させろ
狭く、明かりもないトンネル。
特に中央付近には光が届かないので、事故多発地点となっている。
1人づつ中央を目指して進み、お花やお供え物を見つけて「成仏してください」と3回祈り、記念写真を撮れ、というもの。

指令③:石灯にロウソクを灯せ
広場の先には石灯が3つある。
1つづつロウソクを持って行き火を灯したあと、近くのお地蔵様と一緒に写真を撮る。
この指令も1人づつ行う、というもの。

指令④:お供え物をして、女性の霊を成仏させろ
頭巾を被ったお地蔵様がある。
その傍らには女性の霊が立っている(らしい)。
そこにお供え物を供え、お地蔵様と一緒に写真を撮れ、というもの。

指令⑤:ノートを探し、自分の名前を記せ
ここ(現地)には亡くなった武士を祀ったお地蔵様がたくさんある。
その中からノートを探し出し、自分の名前を書き写真を撮る、というもの。

指令⑥:しとどの窟を映像に記録せよ
源頼朝と無念の武士たちが潜んだ“しとどの窟“。
窟の前で自分のスマートフォンを使い、ここに来た報告と今の心境を撮る、という最終ミッション。

これらをうら若き女の子たちが真夜中に、やる(やらされる)ってんだからたいしたもんですよ。

ホントはね、もっと罵詈雑言並べ立ててケチョンケチョンに酷評しようかと思ったんですよ。
でもね、映画としてはともかく、バラエティ番組として観ると最高に面白く観ることができたので酷評はせず、このスコアで。

本編後のおまけ映像みたいなオフショットの一部にエロスを感じてしまった師走の夜。
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