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四十二番街のアップルのレビュー・感想・評価

四十二番街(1933年製作の映画)
3.8
ミュージカルのバックステージに焦点をあてた映画です。主人公をあえて特定せずに主要人物それぞれの人間模様に重点が置かれています。人間関係がややこしくて誰が誰を好きなのかいまいち分からないままお話が進んで行くなぁと思いながら観ていましたが主人公が特定されていないと知り妙に納得しました。クライマックスで思いもよらないアクシデントがありピンチに陥ります。喝采で終わるのかそれとも不評で終わるのか。病気を抱えた演出家の手腕が問われる場面があります。ラストはほろ苦さを感じました。上からのバークレー・ショットが見物です。
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