スローモーション男

四十二番街のスローモーション男のレビュー・感想・評価

四十二番街(1933年製作の映画)
4.2
 ミュージカルの舞台が出来上がるまでの人々の様子を垣間見る物語。

 ミュージカル映画としては超有名ですが、中を見るとその意味が分かります。後のバックステージものの作品に影響を与えたのが分かるほど、厳しい練習と色恋沙汰や喧嘩などすべて揃ってた。ちょっと在り来たりで退屈する場面もありましたが…。
 スターになる前のジンジャー・ロジャースが出演してた。

 初公演の日に、主役が変わりドタバタするのも三谷幸喜の映画みたい。
 バズビー・バークレーが振り付けした最後のミュージカルシーンは、巨大セットの切り替わりやカメラの動かし方が素晴らしくて圧巻でした。万華鏡みたいな女性ダンサーたちの俯瞰ショットや股の間をカメラが駆け抜ける‼️


 こういう楽しい映画大好きです❗