主演のおふたりはじめ、本当に自然な俳優陣。ケンジが可愛すぎる！
基本的には「一般的な幸せ」と「シロさんの幸せ」の間をいったりきたりしながら進んでいきます。
スピッツも大好きなので、主題歌も楽しみにしていました。うまく言えないけど、久々に「好きなスピッツ」が帰ってきたような楽曲が本当にうれしかったです。
面白かったのですが、原作ファンとしては「そのエピソード入れるならこの台詞入れないと意味ないのでは？」という場面もいくつかありました。逆に脚本の人が原作を読み込みすぎて、そぎ落としすぎたのではないかと邪推するレベル。
特に裁判員裁判のエピソードは、シロさんが「先生みたいな（幸せな）人にはわからないよ」と言われて複雑な気持ちになる重要なシーンですが、ホームレスの人から言われてしまうことで、経済力という点だけに的が絞られてしまったのがもったいなかったように思いました。
結婚とか子供とか、シロさんには一生得られない一般的な幸せとの対比になっているのが、原作では性職業の女性から言われる「先生にはわからないよ」の肝だったのではないかなと。
↓長い感想は以下から
人と人との繋がりを描く「きのう何食べた？ 劇場版」感想 | https://pandakawaii2020.com/post-2047/
