テレ東の十八番「飯ドラマ」の何食べ。ドラマもみてたけど、ごはんをつくること、食べること、食べてもらうことの幸せが描かれていてずっと見てたくなるようなあたたかさ。劇場版でも変わらぬ穏やかさが良かった。一方で大人の同性カップルとしてぶつかる親との関係、自分の住まいだとか現実の問題もなかなか核心をつくもので、ある意味社会派作品としても少し踏み込んでたように思う。ある程度歳をとると“死ぬ”って言葉を冗談でも使ってほしくなくなるよな。
一緒に過ごしていると食生活が変わったり急に態度が優しくなったり、そんな些細な変化も伝わって勘繰るし、しかもその勘が案外あたってたりするもんだから色々と厄介だな〜と傍目に見つつ。いやいやそれが生活を共にするってことだよなと。ちゃんと一緒に生きてんだなぁ。なんかいいなぁ。笑
人生のパートナーとしての2人もそうだけど、人目を憚らず隣を歩いてくれることに幸せを感じたりふと髪型を変えてみたときに改めて好きだと思える恋人としての2人に胸キュンだった。あったかい作品。とりあえずジルベールのマインドに憧れる。