このレビューはネタバレを含みます
生活感が感じられないし、なんか格好つけてうまくまとまってないアート作品という感じ。
台詞を極力削っているのは好感が持てる。
河豚をバトンとして、怒りの感情の暗喩にしているのだろうけど、最後に六花が持って去っていくのも無理やりな演出な感じがした。
小尊が六花を越えるに至る、野球コーチの心の動きもいまいちうまく描けていない気がする。散髪、服を並べ直しておいての片付け、馄饨面、ワルツ、いろいろ心情の変化を表現しようとしてるけど、野球コーチの無表情のせいか、あまり効果がわからない。