原作は岬洋介の中山七里先生。
とても難しい題材をもとに作り込まれた稀代のヒューマンサスペンス。
原作がとてつもなく素晴らしいのはもちろん、映画の世界にのめり込ませるすべての俳優の圧巻の演技。
なかでも健くんと清原果耶ちゃんは素晴らしかった!
瀬々敬久監督の作品では一番好きです。
〓声を上げることの大切さ。
吉岡秀隆さん演じる上崎岳大の言葉で
死んだらおしまいだ、おしまいじゃないか(正確なセリフはうろ覚え、すいません)
残された者たちにとってはおしまいじゃない。
またスティグマを抱える人もいる(自身の尊厳からあえて助けを求めないこと)
けど、やっぱり死んだらおしまいだと思います。
生きてこそ、だと思う。
〓三雲忠勝(永山瑛太くん)が作ったルール、命の線引き。
ルールを作らざるを得ない現実。
命の線引きをしなければいけなかった現実。
ルールや線引き。
そんなものを命の場にもってくることなど到底許されるものではない。
しかし、彼だけが悪ではない。
それがすごく悲しい。
〓健くんの凄まじさ!
本人はまだx2未熟だから髭に頼ったって言ってますけど…目つきがもうこっちの世界の人って言うか笑(自分も夜の世界が長かったせいか目つきはすごく言われる!)
今回は健くんの男泣きで泣きましたね笑
本当にすごい、仮面ライダーの野上良太郎がここまで成長するとは(すごい俳優になるとは)思わなかったです。
昔付き合ってた女の子が健くんのファンで仮面ライダーをずっと見てて
健くん知ってる?
って言われて佐藤健(さとうけん)くんでしょ、知ってるよ!
って言ったら
健(たける)だよ!
って怒られたのは今でも覚えてます笑
〓阿部寛さんと林遣都くんのバディ。
これも素晴らしかった!
一緒に捜査をしていくうちにちぐはぐがほどけて本当の相棒になって行く感じがすごく心地良かったです。
最後なんかもう…ね笑
阿部さん、足がおかしくなるくらい走ったらしいですね笑
〓死んでいい人なんて、いないんだ。
みんな生きるのに必死、生きるのって本当に大変。
どうしたらそんなに強く生きられるんですか?
本当にそう思います。
救われるべき命が救われることを願います。
本当に世の中捨てたもんじゃない。
図太く生きましょう、本当に。
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