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傘のoyuのレビュー・感想・評価

(1966年製作の映画)
3.5
子供みたいにふるまえるのは大人だけなんだと、これを観ながらぼんやりとおもっていた
もう子供に戻ることはできない代わりに、大人は子供みたいに笑ったりスキップしたり、気になるものを一日中追いかけたりできる

少し先の線路上で作業をする工夫のために、岩山を縫うように走る線路脇の小さな家で質素な暮らしをしながら警笛を鳴らす鉄道員
山羊の乳を絞って小さなコンロで温めて飲んだり、好きな人に聴いてもらうためにお手製のコンサートを開いたり

しかし本当にあの傘はどうやって撮っているんだろうな〜

創作物を見ていると時々出てくる、ああいう淋しい場所にぽつんと立っている小さな家に住むのはどんな気分かなと見るたびにおもう
あこがれに近い
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