凄い好きな一本。ほんとに明日の夢があふれてた。
泥棒つんぼうけちんぼうの三棒をまだ東西貿易社長の小金治並みに使いこなすのはきびしい松山英太郎だが、入社試験でしっかり扇子(センス)を持って披露、変われと落語オタクの社長小金治が前に出てくる。ブーっとこいた先には「クセ〜もの、仁王か(匂うか)!」その後のズッコケまでオチがしっかり。
船上で三田明熱唱シーンで秒だけ映った浅草松屋から垂れる東京オリンピック1964のポスターをみると「花の咲く家」しかり番匠のオリンピック推しが分かる。つくづく大衆喜劇の巨匠だ、ちなみに「ウナセラディ東京」の札幌雪まつりでオブジェの右側に冬季オリンピックの垂れ幕かかってなかった?(札幌オリンピックは72年だからだいぶ先なんだけど)