このレビューはネタバレを含みます
ニコラス・ケイジの横顔と「俺のブタを返せ。」だなんてキャッチコピーをみると勘違いしてしまう。
また、ニコラス・ケイジのクレイジーな映画がやるんだなと。
しかし、意外にもドラマ映画でした。
ストーリーに粗が目立つもののニコラス・ケイジの渋い演技で観ている途中はそう気にならない。
ニコラス・ケイジのフィルモグラフィでも結構上位に好きな映画でした。
料理の食材集めから料理を振る舞うシーンはエモーショナルでしたし、そこからの落胆が凄い。
ブタが死んでしまったことを告げられて膝から崩れ落ちるシーンは胸が苦しくなってしまいました。ニコラス・ケイジが泣いたり喚いたりするとどこかギャグっぽくて笑えたりするんだけど、ここのニコラス・ケイジは全然ギャグっぽくなってなくて演技の幅がちゃんとあるん人なんだなと再認識した。