U-NEXTにて13:19に鑑賞終了✋
愛するブタを奪われた孤独な男の姿を描いたリベンジスリラーっていうから、
『マッド・ダディ』のジャケットのニコラス・ケイジのような形相で、
『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ』のようなえげつない復讐ものかと思ったら、
全く真逆の観終わった後に良い映画だったなぁ～と思う良作。笑
世捨て人のニコラス・ケイジ演じるロブ。
トリュフ狩りを一緒にする飼っているブタさんがめっちゃ可愛いの！
何か太ったキツネみたいに見えるブタさんなの！
電気が通ってない場所に住んでいるからか、
ラジカセに電池を入れてカセットテープを聴こうとするアナログさが逆に新鮮だ。
ロブがただの世捨て人じゃないと分かる所から目が離せなくなります。
ロブはトリュフバイヤーのアミールと売買しているのだけど、
ブタを奪われてから2人の絆が徐々に深まっていく過程がとても良かったです。
いろいろなものを失ったロブが亡くなった妻が歌うカセットテープを流すのだけど、
エンドロールで流れるその曲が良い非常に良い余韻を残します。
ロブとシェフのフィンウェイとの会話が僕には激アツでした。
「本物じゃない 分かるだろ？ 何もかもな
批評家も客も本物じゃない この料理が本物じゃないからだ 君もな」
