山奥で豚と二人っきりでトリュフを採る仕事をしているロブ (ニコラス・ケイジ)。
ある日、チンピラたちに大事な豚を奪われてしまう。
トリュフの買い取り業者アミールと共に、豚探しに街に降りるが…
訳ありやさぐれケイジが素敵。
内省的な作風は好きだけど、ちょっと思わせぶりと言うか、勿体ぶってると言うか、気取ってると言うか、映像も間の取り方もわざとらしい。
暗い画面が多過ぎるし、結局、何がどうなって現在の状況になったのか、さっぱり解らんし。
けど、何かを失った時、なし崩し的に全てを失う/捨てなければならない結果になる事もある。
そのままの人生もあれば、ふとしたキッカケで一部を取り返せる人生もある事を教えてくれている。