ブラックユーモアホフマン

リンダ リンダ リンダのブラックユーモアホフマンのレビュー・感想・評価

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)
4.3
なんでもないようなことが幸せだったと思う。

『天然コケッコー』もそうだったけど、山下敦弘×向井康介の特徴なんだろうか、悪いことが起こらない。ほのぼのとした何でもない時間、でも後から考えると尊い時間を、ただ慈しむだけ。それがドラマとしては少し物足りなくも感じるけど、”ただそれだけ”の映画があっても、それはそれでいいと思う。何より4人の佇まいが良すぎて、眩しい。それだけで名作。ずるい。

【一番好きなシーン】
夜の体育館、メンバー紹介して、部室に戻る