語るなら未来を

リンダ リンダ リンダの語るなら未来をのレビュー・感想・評価

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)
3.8
爽やかな青春映画。文化祭での演奏を目指すバンドの3日間を、淡々と描く。ありがちな暑苦しい演出はなく、誰もが通ったであろうリアルな高校時代を感じさせる。キャスティングがスゴくいい。当時20代半ばだった主演のぺ・ドゥナが違和感なく高校生役をこなしてて、寧ろ初々しさすら感じさせる。香椎由宇の不器用さもまた素晴らしい。ぺ・ドゥナが体育館で一人歌うシーンが好きです。地味に松山ケンイチが出てたりします。