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男はつらいよ 寅次郎の縁談のkassyのレビュー・感想・評価

3.5
「男はつらいよ」シリーズ四十六作目。香川県の瀬戸内海を舞台に、おなじみの寅さんが真剣に結婚を考える。マドンナは二十七作目「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」で共演した松坂慶子。来年大学を卒業し、就職しなければならない満男は、不況の追い風を受けて採用試験に苦戦、自分自身にも嫌気がさした満男は旅に出てしまう。ひさしぶりに葛飾に帰った寅は、事情を聞いて満男を連れ戻すことを安請け合い。さっそく、瀬戸内海の小島・琴島へ出掛け、満男を見つけ出し説教してみたものの、当の本人は看護婦の亜矢に恋してしまい、帰る気がない。寅はその晩、とりあえず、満男の居候先に泊まった。そこに年老いた当主とその娘、洋子がいた。洋子は絶世の美女で、神戸では料理屋もやっていたという。いつもの恋煩いの始まりです。思わせ振りな女性との出会い、奇跡に近いです。相変わらずのせっかちで勘違いとおせっかい、らしさが充分にでています。満男も血をひいている感じがでていますね。男はつらいよですね。
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