このレビューはネタバレを含みます
2年前の秋に劇場で観た時に記録し忘れ再鑑賞。
女と男の愛情表現は、肉体関係のみに有らずとは思えど、言葉を超越する愛のラーゲ(body language)もある訳で。
そんな隙間に裸で騙しの効かない肉体の語らいを紡ぐのが人間なのだが。
人としてどうあるか?、人の幸せって何かを考えさせられる一作。
名古屋メーテレ映画班製作による、釧路設定のロケは人間の起こる様々な葛藤に誰もが、人生に正解が無いからこそ、苦悩しもがく中で、
うっすら今生きてある事の大切さを再確認される、泥臭くも人間らしい日常という、平凡が案外大事という、アイロニカルな描写は、原作の素晴らしさ。