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ホテルローヤルのmasaのレビュー・感想・評価

ホテルローヤル(2020年製作の映画)
3.5
原作読んで鑑賞。
ラブホテルをめぐる物語。
原作ではもっと、なんてことない素朴な暖かさがあったんだけど、弱者をもっとあたたかく丁寧に描いていたというか。
なかなか映画だとそうはならないのでしょうね。
逆に小説より映画の方が素晴らしいという作品もありますが。

第149回直木賞を受賞した桜木紫乃の連作短編集を映画化。
北海道の湿原に立つラブホテルを舞台に、ホテルを訪れる男女や従業員などそれぞれに事情を抱えた人々が織り成す人間模様を描く。

北国の湿原を望むラブホテル「ホテルローヤル」経営者の一人娘・田中雅代(波瑠)は受験に失敗し、渋々実家の仕事を手伝うことになる。
アダルトグッズ会社の営業・宮川聡史(松山ケンイチ)に思いを寄せながら、告白することなく淡々と仕事をこなす間にも、ホテルにはさまざまな境遇の男女が訪れる。
ある日、ホテルの一室で心中事件が起こり、さらに父・大吉(安田顕)が病気で倒れてしまい……

登場人物たちもなんか、原作と合ってないような気がした。

しかし、ラブルホテルに焦点を当てた、人間模様を描くのは、興味あります。
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