ぽん太

ホテルローヤルのぽん太のレビュー・感想・評価

ホテルローヤル(2020年製作の映画)
3.3
子供の頃から「ラブホの娘」とからかわれ家業をそして家業に選んだ家族を恥ずかしく思う雅代。
美大受験に失敗し、母は「あなたは愛する人と愛してくれる人と一緒になりなさい」と言い残し出入り業者と不倫家出。
父が不器用に1人ホテルの清掃をしながら「お前にはまだここが(ホテル経営)がある」と。父の事を蔑むものの、行き場もなく後を継ぐ。

「ラブホ」閉鎖的空間の中で、自身の内を曝け出し欲求を満たす場所を中心にそれぞれが皆、不器用にみっともなく、寂しさと愛を感じ生きる様

見る者の年代によって感じ方が違ってくる作品だと思う
ぽん太

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