カナダの田舎町で細々と暮らす女。その正体は、死んだと思われていたオランダマフィアの女ボス"ブラック・ウィドウ"だった。彼女を巡る騒動を描いたオランダ製のクライムアクション。
元はオランダで７年にも渡り５シーズンも放送された、大人気犯罪ドラマで本作はその劇場版で完結編とのこと。
通りで説明はほとんどなくて置いてけぼりだと思いました。ドラマを観ている事が前提の一見さんお断りの作品と思います。
作品説明では大まかな説明があるので、単独でも楽しめると言う事でしたがそういう親切設計は感じませんでついていけない部分が多すぎました。
ドラマをご存知の方ならメチャメチャ面白い作品なんだろうなと思います。
キャリー・アン・モスさんを劣化させたような方が本作の主人公。オランダでは著名な女優さんだそうですが華に欠けますね。
どんな経緯で家族と離れ離れが分からないので、主人公の悲しみが伝わって来ないですね…。
この映画だけでは女ボスの人柄がよく分からないので、所詮は女ボスも悪党で因果応報にしか見えないです。
カーチェイスや格闘アクションなどは迫力があり、そこだけは見応えあり面白かったです。
やはりこの映画だけ観ると人物相関など全体像が分からないので、評価は低くなってしまいます。
ドラマを観れば良いのでしょうけど、この映画を観てもドラマを観たいなぁという気持ちにならないんですよね…。
まとめの一言
「マフィア家族の愛」
