たりほssk

それは神様に言ってのたりほsskのレビュー・感想・評価

それは神様に言って(2011年製作の映画)
2.6
育児と仕事の板挟みにあるお母さんの、泣きたくなるような辛い気持ち、本当によくわかる。不安な表情で電車に乗る姿が辛かった。しかも職場では偽名を使うように言われていたから、彼女は何か他の事情も抱えているようだった。
こんなお母さんの苦悩を少しでも減らしてあげたいと思った時、これは彼女個人の問題ではなく、もっと大きな、社会の問題なのだということに気づく。苦しい彼女の日常のひとこまが、それを体現している。
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