このレビューはネタバレを含みます
音楽、映像がロマンス感満載で好みでした。
メグ・ライアンが美しすぎる。
サムが奥さんの素敵だったところは? と聞かれて「(このラジオ残り)何時間ある?」って返すのが素敵すぎてアニーと一緒に泣いた。
もちろん強引さはあれど終始コメディ色も強かったため、笑って見られた。ジョナとジェシカのやりとりがクスッと笑えて大人っぽいのに子どもっぽくてかわいらしい。MFEO、Made for each otherをアニーの同僚ベッキーが解読できたのもまたおもしろい。実はこの映画の主人公はジョナなような気もしてくる。
それにしてもウォルターの器が大きすぎる。これぞ愛なのか……。別れ際の潔い人はそれだけですごく魅力的。不憫という見方もできるがウォルターはすぐに幸せになるだろうな、という予感。
突っ走りすぎだろうとは思いつつ、アニーの思い切りの良さは清々しくもある。お互いさっぱりと引き際はよく、見ている側にもやもやが残らない終わり方。
トムハンクスはかっこよかったけど、一番いい男はウォルターだったかもなあ。
「めぐり逢い」から取った邦題「めぐり逢えたら」、原題だとこの二つの映画のタイトルに関連性は見られないのだけど、良い訳。