T太郎

めぐり逢えたらのT太郎のレビュー・感想・評価

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)
4.0
740
全盛期のメグ・ライアンを見たくて、久しぶりに観賞した。
王道のロマンチックコメディだ。
ロマンチック強めのロマンチックコメディだ。
実に素晴らしい。

メグ・ライアンの泣きの演技が特に素晴らしい。
好きだ。
大好きだ。
結婚したい!

トム・ハンクスとそのメグが主演である。

シアトルとボルチモア
アメリカの地理はよく分からないが、メチャメチャ離れているようだ。

妻を亡くして傷心のサム(トム)は幼い息子とシアトルに住んでいる。
ある日、ひょんな事からラジオで亡き妻との思い出を語る羽目に。

一方、アニー(メグ)はボルチモアに住んでいる。
彼女はそのラジオを聴いて、いたく感動してしまうのだ。

この二人が主人公なのだが、様々な偶然や必然が重なって・・・・

あのアホほど広い合衆国の端と端に住む見知らぬ男女が、果たしてめぐり逢えるのか?

そんな物語だ。
 
これは往年の名画「めぐり逢い」のオマージュ作品だ。
私は「めぐり逢い」も観ている。
ケイリー・グラント、デボラ・カーが主演の恋愛映画である。

どちらも大好きな俳優だが、特にデボラ・カーが好きである。
なぜなら、素晴らしく美しいからである。
私が70年早く生まれていたならば、確実にプロポーズしていたであろう。

デボラ・カーとメグ・ライアンの間で揺れ動くこの気持ちに、一体どうケリをつけたものか。
一人懊悩する私なのであった。

この作品、悪い奴が一切出てこない、実に気持ちのいい作品なのである。

サムとアニー、二人にはそれぞれ相手がいる。
ウォルターとヴィクトリアだ。
全然悪くない。
善き人たちだ。

ビル・プルマン演じるウォルターは様々なアレルギーを持つややこしい男だが、非常にいい奴である。
誰からも好かれる好人物なのだ。

ヴィクトリアも素晴らしい。
よく笑う女性だ。
ゲラである。
何を言っても笑ってくれるのだ。

私はゲラの女性が大好きだ。
付き合っていて実に気持ちがいいのだ。

だから、私もゲラになりたいと無理して笑ったりするのだが、ダメだ。
顔面がひきつるのだ。
真のゲラにはなれないのだ。

私はゲラになりたい。
(貝みたいに言うな)
  ↑
 定形文

とにかく二人は善き人たちなのだ。
そんな二人をふる事になるサムとアニーが最も悪い奴なのでは?

なぜか、そんな結論に達したのであった。
T太郎

T太郎