HAYATO

めぐり逢えたらのHAYATOのレビュー・感想・評価

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)
3.8
2023年365本目
ラブコメの女王メグ・ライアン×トム・ハンクス共演作
ロマンに溢れたラブストーリーであり、携帯電話やSNSが普及していない古き良き時代背景が、物語をよりドラマチックなものへと昇華させている
主人公の2人が会話をするシーンがほとんどないという恋愛映画としては珍しい構成が斬新で面白い
アニーの恋人であるウォルターが「妥協して結婚してもらうのはごめんだ」と言い放って潔く身を引いたのがめちゃくちゃかっこよくて、彼にこそ幸せになってもらいたいと強く思った
サムとジョナの親子関係が終始微笑ましく、幼くして恋愛上手なご様子のジョナはこの物語のキーパーソンだった
最愛の妻に先立たれたサムが、紆余曲折を経ながら次の恋に向かっていく姿を見ているうちに、自然と「運命の恋」を信じたくなってくる
『タイタニック』で造船技師役を演じたヴィクター・ガーバーが出演しているのが嬉しい
劇中でケイリー・グラント主演の『めぐり逢い』が度々言及されることを踏まえて、本作に『めぐり逢えたら』という邦題をつけるセンスに痺れる
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