子供の無知さ、初心さを偏見だというのは違うんではないかと思った作品。
あまり私は合わなかったというか、作品にする必要があったのか分からなかった。
まず私は『ブロークバック・マウンテン』観てません笑 完全にネタバレされたの笑ってしまった。私はとくにネタバレ気にする人間じゃないのでいいけど、全編語っているから気になる人は気をつけた方がいいかも。
『ブロークバック・マウンテン』を観た子供たちがトイレという個室で映画の感想を言い合うストーリー。
『ブロークバック・マウンテン』という作品を通して無意識な差別を描いた今作。なんだか、メッセージ性が強いという感じがした。けれど、ラストの何気ない日常に戻る過程を見て、今作を作品にした意味が私には分からなかった。観終わったあと、残るものがあるようで無い感じ。ただの日常。
私は最近、ノンバイナリーに悩まされている。そういった方がいらっしゃるだろうから軽率なことは言えないんだけど、正直難しすぎる。
LGBTQは理解しているつもりなんだけど、ここまで細分化されてしまうと分からない。権利はあっていいし、無ければならないけれど、この細分化された感覚を理解していなければならない風潮は少し頭を抱える。理解したいという気持ちはある!あるんだよ!あるんだけど。
(正直な話、精神疾患持ちの自分としては、しかも解離性障害っていう珍しい病を持つ自分としては、無知な差別・偏見に晒されすぎていて、そういうのにあっているのLGBTQだけじゃないよ!って思うのよね…)
今作を観て、子供が持つ無知な偏見を駄目といい切れない自分がいた。こういう時期ってあるし、あっていいと思う。大人でも理解できる人と出来ない人がいるのだから子供ならなおさら。
こうして話しながら理解できていくといいね。
これにてMyFFF終了!