さすがPTA。
こんなにも長く冗長なのに、飽きない。
どんどん先が見たくなる。
音楽がとてもいい。
あのカエルのシーンは圧巻!!どうやって撮ったんだろう…??
最後の笑顔に、なぜがとても救われた気分になれる。
「過去を捨てても、過去は追ってくる」
この言葉だけ聞くと、過去がとてもネガティブなものに聞こえるけれど、
でも趣旨はそうではない。
過ぎたことを忘れたとしても、それは必ずやその人の肥やしになっている。
かつての栄光にしがみつき、今を納得できない者。
かつての育ての親を仕方なく忘れた者。
悔やんでも悔やみきれない過去に苛まれる者。
過去は捨てられるものではない。
だからもう、うまく付き合っていくしかない。
事実は小説よりも奇なりなんて言うけれど
偶然ってどんなところにだってある。
でも私たちは日々接する星の数ほどの事象の中に、何らかの組み合わせを見て「偶然」や「奇跡」と思っているだけのこと。「必然」もまた然り。
だから極端な話、世の中すべてのものが偶然。
だけど、何かを運命だと感じる、それだけで力になるから、それはそれでいいんじゃない?