虹島流浮

宇宙大戦争の虹島流浮のレビュー・感想・評価

宇宙大戦争(1959年製作の映画)
3.5
人類vs宇宙人の定番のくだりプラス、ボディスナッチャーもの、邦画だと『吸血鬼ゴケミドロ』(1968)に近い要素もあり。
クライマックスの宇宙戦は『スターウォーズ』のX-ウィングとタイ・ファイターとの戦いみたいであがりますね。
月に住む宇宙人が可愛すぎます。
このキュッキュキュッキュ言いながら襲ってくるあたりは『ガンマー第3号/宇宙大作戦』(1968)のゴーヤ星人を思い出します。
映画の中で現れるミニチュアが大好きです。
本多猪四郎といえばそれだらけなので僕の映画性癖を刺激しますね、いやーん。
小さいものが大きいものに見えたり、小さいものがそのまま小さくしか見えなかったり、小さいものも大きいものもそれぞれ作ってたり、えっ乗れるのも作っちゃってるんですか!?っていう、男のロマンたまりません。映像マジックは童心をくすぐります。
洋画だとウェス・アンダーソンが受け継いでいただいてるので、彼にはいつか宇宙戦争ものを撮っていただきたい。
もちろんビル・マーレイが司令官。