<概説>
隕石が流星群となった一大事態に、世界各国は核攻撃によって立ち向かっていた。しかしこの現地調査をしていた科学者は、後のさらなる重大事件を察知することとなる。あの名作とは特に関係ないアサイラム製映画2020年度版!
<感想>
とりあえず御約束として
「「ブレーバーグ効果ってなんだよ」」
SF映画でやっちゃいけない"専門用語だけで話を進める"を正面からやらかしたトンデモ映画。とはいえクソ映画耐性があるとなかなかに楽しいです。
VR技術を活用した謎技術は観ていて愉快ですし、要所要所で挟まれるしょうもないギャグもアサイラムらしい。
このクソ映画力はさすがシャークネード社アサイラム。
ついでにモブキャラの扱いもサメ映画寄りでした。
「事件が起きたぞ!」→「死なないでェェェエ!」
この一連の運びがシームレスなのにはつい爆笑。
モブキャラの扱いというのは製作者の実力が一番顕著に現れるのかもしれませんね。その理屈だとサメ・ゾンビ映画監督はたいてい最底辺になってしまいますが。