イム・ジヨンが良かった。韓流初級なので出演作を全部観ているわけではないけれど、最近観た「上流社会」のキュートな雰囲気とは打って変わって、クールで強い女性を好演。(「上流社会」の彼女も強い意志を持ったキャラだったけれど。)
でも、結果的に“こいつら”全員に守られる展開は”姫”的要素満載で、ああやっぱりこの人以外のキャスティングはあり得ないよね、と。例えそれが、実は”一人の人”だったとしてもね。
ナゾがナゾを呼ぶストーリーで、ぐいぐい引っ張られるけれど、今ここで戦っているのが誰なのか、わかりにくいのが難点。ドラッグの効果持続時間も結局わからないし。
魂というスピリチュアルと、幻覚という科学的知見が混在していて、なんだかすっきりしないラストだった。
