独特な時間の省略。あ、そこ省略するんだってくらい飛ばしてく。冒頭の主人公と叔父の出会いとか、ヒロインとの恋愛の発展とか。気づいたら恋人になってる。
リスボンの都会かと思ったら、貧しい人々は舗装もされ…
冒頭、恐らく未舗装の道路が多いために叔父がころがすスクランブラー(ドラゴンタトゥーのルーニーマーラ)にちょっとテンションが上がる。
効果を使わなかったり、インサートが少ないからか時間の省略が結構独…
ポルトガル映画ベストワン揺らがない。ド傑作。ポルトガル版クーリンチェ。個人的にはカサヴェテス「アメリカの影」級のエポックメイキング。森、足元、井戸に投げたシャツ。そしてラストのたくさんの車がライトを…
>>続きを読む都会に出てきた若者の苦悩の日々を描いた、パウロ・ローシャの長編デビュー作。
しかし話の内容以上に60年代の新しい時代の映画然とした映像の美しさが光る作品に思え、モノクロ低予算芸術映画の良さってもの…
ポルトガル映画のヌーベルヴァーグ開拓の草分け的映画。
若さ特有の青さと孤独。
田舎者への劣等感を隠しきれないが見栄を張る大人や、都会に住んではいるが、田舎者の女中が青臭い主人公を好きになるその至ら…
傑作。
田舎から来た青年が都会(リスボン)を徘徊する話。街の映画って時点で最高。職場の靴修理屋の窓が地面スレスレの所に空いてるのとか、高低差のある街中とか、マンションの1階のロビーに背の高い植物があ…
青臭さはあるものの、冒頭のリスボンの街並みを捉えたカメラはどれも素晴らしく、若者がデートに繰り出す場所の先々で安定しない足元のロケーションをロングショットの長回しで提示していたことも興味深くみた(ア…
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