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ビルド・ア・ガールのharuのレビュー・感想・評価

ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)
3.5
2021/10/24 観賞。
シネ・リーブル梅田にて観賞。

高校生ジョアンナはイギリス郊外に狭い家に家族7人に住んでいる。文才があり力発揮を夢見て
音楽誌「D&ME」のライター募集に応募して合格。
ロックスターのジョンに取材をするが舞い上がってしまいロクな記事を書けず失敗してしまう。
編集部の人から毒舌な記事を書く事をアドバイスされ悪評評論家として人気が上がるが・・・。

ビーニー・フェルドスタイン目当ての観賞。
美人ではないけど存在感があり好きなんですよね。

「文才のある高校生がライターとしての活躍」としての作品とは想像出来ましたが。

ミュージシャンとしての夢を棄てきれない父親。
育児ノイローゼの母親。
部屋をチープな壁で仕切り同居する兄弟。
仕事を掴み、成功するジョアンナに頼りきる両親の姿が、ある意味痛い。
そして価値の大切さを失ってしまうジョアンナも・・・。

何か、もう少し高校生らしい演出があっても・・・って感じてしまいましたね。
「ブックスマート」の様な思春期的な悩みを姿が微笑ましく観れただけに、
大人の遊びに巻き込まれて勘違いして「人として大切な何か」を忘れてしまう姿は観ていてしんどかった。
もう少しハッピー度を上げて欲しかったなぁ。

でも、ビーニー・フェルドスタインは良い演技でした❗
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