冴えない女子高校生が、イケてる女子になりたくて、ロックの音楽雑誌の記事を書くことに応募し、仕舞いには、毒舌な評論を書いて人気を得るが、自分が本当にやりたかったこととは違うと気づく、少女の成長物語。
イングランドに実在するジャーナリスト、キャトリン・モランの自伝的小説『How to Build a Girl』が原作。
どうも主人公のジョアンナに共感できなかったけれども、登場人物皆が、コテコテのイギリス英語を喋りまくるところが、楽しくて、すっかり見入ってしまった。
とは言っても、観終わってから分かったことには、ジョアンナを演じたビーニー・フェルドスタインは、アメリカ人。若い女の子が話すイギリス英語の雰囲気をよく捉えていたんじゃないかと、私は、思ったけど、ネイティブが聞いたらどう思うかな。彼女は、実生活で、イギリス人と結婚しているので、イギリス英語も上手いのかな。
舞台は、イングランド中部のウルヴァーハンプトン。雑誌社のあるロンドンに行ったり、ミュージシャンの取材で、アイルランドのダブリンに行ったりもする。
そのダブリンで出会うミュージシャンのジョン・カイトが、すごく良かった。ジョンを演じたアルフィー・アレンが、とっても魅力的。「ゲーム・オブ・スローンズ」で有名ならしいけど、未見。「ジョジョ・ラビット」にも出ていたのか。ノーチェックだったから、全く覚えてない…。これから、気をつけて見てみよう。