大雑把に言えば「神父に次の司祭と見込まれた修道士が、いかにして“聖”から離れ“俗”に生きることにしたのか」という物語。
正直言えば修道士が聖と俗の間で苦悩・葛藤する様はさほど伝わってきたわけではなく、哲学的対話が心に刺さったというわけでもない。
何だろうね・・、本当の修道院かは分からないが、ヨーロッパアルプス的景観のロケ地が良かったというのがまず大きく、加えてアキカウリスマキ的静謐感とでも言えるムードも琴線に触れたのかもしれない。
理由はともかく個人的にかなり気に入ったということ。
「俺も”俗”にまみれ、所帯でも持とうか・・・」なんて思ったりしてね。笑
