マリリン

幸せの答え合わせのマリリンのレビュー・感想・評価

幸せの答え合わせ(2019年製作の映画)
3.5
はじめからこの映画の落としどころはなんだろうと考えていた。まるで自分を見ているような主人公であり意志疎通のうまくいかない相手を選んだところまでそっくり。はじめから結婚の終わりを考えて結婚する人はいないがどちらかが続けることができないと強く感じてしまえばそれは新たな道へと進まなければならないと思う。しかし息子が言った通りその違和感をその都度飲み込まずに相手に伝える努力をしなかったことが最大な愚かなこと。二人の息子が父、母の気持ちに寄り添える人間に育ったことが元夫婦の宝物。別れはどんなことでもつらいこと。少しずつ前に進むことが出来ればより豊かな未来が待ってると思う。この映画の中でとても強烈に残ったことはアンジェラの三人の不幸な人間がいて今はそれが一人という言葉。こういうことを言う人を好きによくなれると思い見る目が無さすぎるこれが1番インパクトが強い。
マリリン

マリリン