トルーマンバロウズ

大予言 復活の巨神のトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

大予言 復活の巨神(1992年製作の映画)
2.8
津島代議士の娘レイナは大手企業の若社長と政略結婚させられそうになっていた。
レイナの恋人で予備校講師のケンスケは彼女を連れて遠くに逃げようとするが、突如謎の集団に襲われてしまう‼︎‼︎

若き日の坂上忍主演の異星人の抗争に巻き込まれてしまった男女の恋と運命を描いたSF特撮ラブロマンス映画。
異星人の血を引く女性が地球侵略の抗争に巻き込まれてしまい、坂上忍演じる恋人がなんとか助け出そうとする展開はラブストーリーにSFアクション要素を足したようで悪くはなかった。
またクライマックスに登場する巨神は特撮の迫力がなかなか良く、登場時間自体は短いながら特撮好きならそれなりに満足させてくれる出来だった。
しかし全体的に説明不足なシーンや意味がわからない展開、ダラダラしたテンポなど正直クライマックス以外はあまり褒められる点のない作品だった。
総評として坂上忍の大ファンでもない限りはそこまでしてみる必要のない映画である。