マジで「危ない話」と「地獄の警備員」のちゃんと間の作品になってて最高。伝道師の単語にもブチ上がらざるを得ない。
演劇的でもあり、誤りを恐れず言うとアニメのL/O的でもある平面さと奥行きの楽しさが混同…
初期の黒沢清に対してはどちらかと言えば苦手意識が強いのだが、これはかなり面白い。脚本はplanet+1の富岡邦彦。低予算ながら味噌蔵の撮影法は古典ホラーのような贅沢さを感じられる上に、味噌蔵の外のロ…
>>続きを読む椎名誠原作、活字中毒の親友目黒考二(文芸評論家)を揶揄った超常小説(と私は思ってる)。自分の著作を足蹴に目もくれない編集者を味噌蔵に監禁し活字中毒の状態を作って無理やり読ませようとする男のTVドラマ…
>>続きを読む黒沢清なのにカットが冴えてない。
編集も所々面白いけど、基本的にはのんべんだらりんとしてる印象。
でも大杉漣が怪人すぎて退屈はしない。笑
変な人いっぱい出てくる感じもいいなー。カメラの前に普段出ない…
間宮の誕生を見せられてるような『CURE』エピソードゼロみたいな「伝道師」推しにビビる。この頃から人間が自分の書物になって歩くようになる「琵琶法師」への思いがあったのか。
ショットガンと杖の二刀流で…
黒沢清監督作品「もだえ苦しむ活字中毒者~地獄の味噌蔵」は、5部構成。
・第一部: 地獄へ一直線
・第二部: 復讐鬼正体を現わす
・第三部: 逃走と裏切り
・第四部: 退却攻勢
・第五部: …
蔵の中を照らす、魚の骨組みのような配置の日光。
サカイが「死んだ」とき(扉の向こうで被弾)の、コメディからの落差が印象的な展開は、五話全体のちょうど中間に位置していた。
蔵の外観がきっちりとスタンダ…