サーフ

極悪レミーのサーフのレビュー・感想・評価

極悪レミー(2010年製作の映画)
4.0
レミーに対する愛情が詰まったドキュメンタリー作品!
同業者のアーティスト、モーターヘッドの関係者、そしてファン。みんなレミーの事大好きだし、この映画を見ると自分もレミーの事が大好きになる。

めちゃくちゃファンという訳では無いがモーターヘッドというアーティストは勿論知っていたし、「Ace of Spades」は大好きで中学の時ライブ映像をYouTubeで何回も見てた。

この映画を見て初めて知ったことはレミーという人物はロックスターのアイコニックな部分だけではなく、1人の人間としてめちゃくちゃ愛すべき要素を持っていたという事。
地元の飲み屋にめちゃくちゃ馴染んでて、そこにやってくるファンと普通に交流していたり、ウッキウキで大好きな戦車に乗ってたり自慢の収集物カメラに見せびらかしたりしてるレミー。

好きな事だけを突き詰めて、その結果みんなに愛される人物になってる。それって最高の生き方では?
この映画を見たからって「レミーの様に生きたい!」とは決して思わない。(カッコいい音楽を奏でていなければそこらへんにいる変わったオッサンなので)でも最高に幸せな生き方には間違いない。

ツアーバスの中で子供向け番組見てるのめちゃくちゃ謎。やっぱり一筋縄ではいかぬのがレミー・キルミスター。自宅に「冷やし中華」の幟旗あるのも謎。
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