はま

カポネのはまのレビュー・感想・評価

カポネ(2020年製作の映画)
3.2
「こんなトム・ハーディは嫌だ」で芸人が一本ネタ作れそうなぐらいトラウマハーディが詰まってた(真顔)
分かる、分かるんよ、なりきっててすごいんは分かるんよ。
でもトム・ハーディやねん(←?)

「トムハのカポネ観に行く」って言ったら、母がすっごい羨ましそうな顔で「トムハがカポネやるのー!?すっごいカッコ良さそうやないの!」って言ってた。
ごめんよオカン。そういうやつじゃなかった。

作品についてのネタバレ考察は
https://mafia-goods.com/thework/8382/
↑まとまってて分かりやすいので。(ほとんどフィクションかよ!ってのはちょっとびっくりしたけど。)

晩年の彼の哀れな姿を見てしまったら、きちんと全盛期のことも知らないと…と思ってカポネ自身のこと調べるけど、住んでる世界(時代)が違いすぎて衝撃だった、
うえに、私そういえばデニーロのカポネも見とるやん。ってなった。記憶〜〜〜〜
結局カポネは何をした人なのか?アルパチーノのカポネも見とるけども。記憶〜〜〜〜
アルカトラズに列車のまま行ったのはすごいわ( )

今作のジャクロくんは「カポネに親族殺されたんか?」ってぐらい捜査に必死感あったけど、実際当時の世論的にはカポネは「大衆の敵」だったのか、今の私たちみたいに(作品モデルになるぐらいだし)「憧れの悪」だったのか…そこらへんの空気感が分からないのが残念。
あとネイティブじゃないからトムハたちのイタリア語がどんな感じに聞こえるのかが分からないのも残念。

でも映画通して確実に「歴史上の人物の“一番印象的な出来事”を描かずに晩年のみを描く」っていうのは新しいと思ったし、カポネぐらい有名だからこそできることだとも思った。
この手法で描ける人他にもいそう…夢広がる…


トラウマを拭い切るのはちょっと時間かかる
はま

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