車の中でのワンシチュエーションで描かれた、ゲイの息子とママとの会話劇。
息子がボーイフレンドとラブラブデレデレしている居る時と、ママと2人っきりになってだんだん険悪になる時の表情の変化がユニーク。
年頃の息子と離れて暮らす母の噛み合わない心が会話で露呈していく感じが始終居心地悪いです。
恐らく両親はすでに離婚してて息子はパパと暮らしてるのかな?
ママとしては・・・
ずっと息子がカミングアウトしてくるのを待っていて(あげた)
息子としては・・・
それならもっと早く聞いてこいや!
苦しかったんだよずっと!
ママとしては・・・
私とあなたの秘密にして、外には漏らさないでね。
偏見ありそうなパパにもボーイフレンドのこと内緒よ
息子→てめえ、やっぱ偏見あるじゃねーか
ちなみにもう昔からパパにはカミングアウトしてるしパパは納得してるし。
ママ→なぬー!?私だけ仲間外れかよ!激怒
ってとこですがママのちょい上から目線の態度と確信に触れない感じがちょいとイラつきますが、暗い車内の中で車窓に反射する夜の街のネオンが二人の顔を走る映像が綺麗で、何にも解決しない話だけど、とても映画的な作品でした。