JAWBREAKERのドキュメンタリー。
劇中にも出てくるけど、同時期にエモーショナルハードコアシーンで活躍していたJAWBOXと名前が似てる。JAWBOXはDCハードコアシーンで活躍していたが、JAWBREAKERはニューヨーク〜LA〜サンフランシスコと拠点を移して活躍。音的にもJAWBOXがDischordレーベルからもリリースもあり、まさにDCといった硬派なスタイルで、JAWBREAKERはいわゆる当時のエモコアシーンのその後のメロディアスサイドへの影響力の大きいバンド。
(アルビニが彼らを知らなかったというのと、JAWBOXと間違えたという話と、GreenDayのジョーやFoo Fightersからの支持を受けていたくだりは彼らのシーンでの評価と立ち位置がわかりやすい。アルビニがやるようなバンドではないなぁ。)
元々はハードコアパンクシーンから支持を得たバンドがニルヴァーナのサポートアクトを務めたことにより、メジャーデビューをする。当時のその時の彼らの心境やアンダーグラウンドシーンから裏切りもの扱いをされたエピソードやそれをきっかけにバンドが仲違いしていくところが赤裸々に語られる。また、メジャーデビューアルバムはセールス奮わず、廃盤。00年以後のエモコアシーンの盛り上がりで、後に再評価される。
2017年に再結成。
バンドストーリーはやはり面白い。
個人的には、Texas is the reasonあたりのドキュメンタリーが観たいなぁ。
誰も映画にしないと思うけど。
