ふかい

喜びも悲しみも幾歳月のふかいのレビュー・感想・評価

喜びも悲しみも幾歳月(1957年製作の映画)
4.0
映画として必要のない登場人物のエピソードが長かったりするんだけども、その冗長さも含めて好き。木下のアバンギャルドな演出というよりはディテールの作り込みが印象に残る。佐田啓二がガチガチ噛み噛みの演説をしている中で高峰秀子が自分の手をつねっている(笑いを堪えてる?)シーンや、産婆が来なくて佐田啓二が「俺がなんとかする!」とあたふたしているときに高峰秀子が「10月号!(妊娠雑誌のバックナンバー」と言うシーンなど。
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