観音崎の見覚えのある灯台から二人の生活はスタート。すぐ転勤で北海道の僻地へ。子どもを授かるも、次第に閉ざされた環境の辛さに直面。戦争勃発で海岸線の灯台は機銃掃射の矢面に。戦後も配置転換は続き、子供ら…
>>続きを読む「約束しよう。
死ぬまで別れないって」
灯台守の
佐田啓二さん。
制服姿がカッコいい✨
奥さまは
高峰秀子さん。
健気に一途に強く可憐。
♫
オイラ岬の〜灯台守は〜
妻と二人で〜沖行く船の〜…
昭和初期から戦争を挟み戦後までの30年余り、ある灯台守夫婦の軌跡を追った抒情的叙事劇。
2時間40分と長いが、日本全国北から南までの灯台赴任ということもあって、かなり駆け足急ぎのダイジェスト版とい…
今時流行らないかもしれないが、人生をかけて奉職するということ、結婚するということを考えさせる。人生はどちらかというと選択よりも偶然の連続であるが、その偶然性を受け入れることを、ある人は諦めと言い、あ…
>>続きを読む映画として必要のない登場人物のエピソードが長かったりするんだけども、その冗長さも含めて好き。木下のアバンギャルドな演出というよりはディテールの作り込みが印象に残る。佐田啓二がガチガチ噛み噛みの演説を…
>>続きを読む戦前から日本中の端ッコという端ッコの灯台を転々と引っ越続ける。「戦争」という惨事をド直球に扱うわけでも、主人公たちが大きな影響を被るわけでもない。主人公一家が凄いというのでもなく、価値観や生活も典型…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます