高峰秀子の若い時から老け役までの演技を楽しめた。木下恵介監督作品の常連だけれど、毎回、素晴らしい。ところで、これだけ年齢の幅が広い役を演じてきたせいで彼女のエッセイは素晴らしいのか。ふとそう思った。…
>>続きを読む灯台守という特殊な仕事につく夫に嫁いだら...なデコちゃん。初々しいお嫁入り姿から所帯染みてカァちゃん然から初老の夫婦まで演じる巧さと佐田啓二サマ。
僻地を渡り歩く灯台守の生活はしみじみ暮らしに焦点…
同年の『風前の灯』との落差が凄い。全国の灯台を転々とした灯台守夫婦の25年間って事で全体としては昭和で大船って感じの妙な健全さがある。ものの、今ならWi-Fi無しのAmazonが来ない辺境の地みたい…
>>続きを読む先日読んだ「東映特撮物語 矢島信男伝」を読んでいたら、矢島監督は、もともと松竹で木下恵介のもと東宝から来た川上景司(ハワイマレー沖海戦の特撮撮影監督)の助手として参加していたのは大きく興味を引く。矢…
>>続きを読む久々に見直した。
灯台守の有沢四郎はバタバタとお見合いしてきよ子と結婚、観音崎灯台での生活が始まる。子を亡くし気が狂った同僚の嫁、きよ子の同郷の女性が突然の訪問できよ子がふった男性のことが好きであ…
戦前から戦後にかけて、日本各地へ赴任する灯台守の夫婦の一代記。
ひと組の夫婦の人生に、辺境で生活をともにするいくつもの隣人の人生がかさなりあい、多重的に語られるという構成は、点と点である灯台を道…
人生、結婚生活はおそらく暗い海のようで
目的地は分からず
一寸先は見えず
晴れの日も雨の日も
暑い日も寒い日も
穏やかな日も時化の日も
予想もしなかった事故や事件が起こることもあるだろう
どんな状…