公開当時、どれだけのオジサン連中がこの歌を口ずさみながら、「人生山あり谷ありだよな~」とクダを巻いてたことでしょう。自らを佐田啓二、奥様を高峰秀子になぞらえて(笑)。
職務体系や居住区域の制限…
昭和7年から昭和32年の灯台守の夫婦が、激動の昭和史を背景に、苦楽を共にする物語。
灯台で働くって滅私奉公。
人里離れた僻地で何の娯楽もない。転勤ばかりで子供も可哀想。それでも船の航行と安全を守り…
このレビューはネタバレを含みます
昭和7年から昭和32年まで、日本の戦争状況ととも語られる灯台守夫婦(佐田啓二高峰秀子)の半生。自然の風景の中に人間が存在するのは木下惠介作品の基調である。夫婦が赴任するのは横須賀の観音崎灯台に始まっ…
>>続きを読むずっと、おいら岬という岬があるのかと思っていた。
一人称の「おいら」だったのね。
みんな、よく歌う。
うれしいことがあると「ばんざ~い」と叫びながら外に飛び出す四郎。
結構コミカルな描写がそこか…
「二十四の瞳」をはじめ数々の昭和人間ドラマを生み出した木下恵介監督の161分という長編作。仕事柄、日本全国を転々とすることになる灯台職員(佐田啓二)と1度のお見合いで結婚したその妻(高嶋秀子)、この…
>>続きを読む〜 俺ら岬の 灯台守は
妻と二人で沖行く船の
無事を祈って灯をかざす
灯をかざす 〜
時代の変遷、夫婦は転々
日本各地を幾歳月・幾星霜
海の灯りを守り、人生を捧げ
僻地を巡…
しばらく時間が空いたため、今でも記憶に残ってる部分を。
所々の引きの構図がすごく印象的だった。出産するシーンのものが特にかっこいいなぁと思ったんだけども。細かく描く必要はない。家に出入りする小さな…