悠

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれからの悠のレビュー・感想・評価

3.9

「愛は厄介でおぞましく利己的、そして大胆」

愛する事は努力する事。
読書や文学への理解を試みていく過程を通して、ポールの信じる一つの愛を感じた。

愛を免罪符に本当の自分を隠すことより、その本質を共通理解することで、偽りを超越する強さをもたらす、やがて進むべき道が見えてくる。

利己的でいい、むしろだからこそ人は愛に固執し愛を求め続けられて、そしてその行為自体に幸せを感じられる。
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